スタートアップに寄り添う知財担当のような存在として

日本は国家戦略の一つとして、2002年に知的財産立国を宣言しました。その知的財産(Intellectual Property)の特徴の一つは、「もの」とは異なり、技術やアイデア、デザイン等の価値ある「財産的情報」であることです。その誰もが利用のできる情報は、簡単に模倣ができてしまうといった特質をもっています。模倣されてしまうと創作する意欲が失われてしまいますので、特許や商標など知的財産の保護や活用が重要となります。

大手企業は知財部が存在し知財戦略を立てることができますが、大手に比べスタートアップは知的財産の知識や理解、重要性の認識が不足しているのが現状です。また重要性を認識していたとしても、後回しにしてしまった場合、技術やアイデアが模倣されたり訴訟を受けるリスクが存在してしまいます。

私たちはスタートアップに寄り添い知財担当のようなサービスを提供することで、世の中をより良くする革新的な技術やアイデアをもつスタートアップの方々に、早期の段階で知的財産の重要性を認識していただき、特許事務所や弁理士など専門家へ、知的財産を身近につなぐ架け橋となり、社会に貢献していきます。

つなぐＩＰ株式会社
代表取締役社長　朝倉 和彦